彼氏彼女の事情
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曖昧さ回避 Dynamic Duoの楽曲については「Enlightened」をご覧ください。
曖昧さ回避 テレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ「彼と彼女の事情」とは異なります。
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彼氏彼女の事情
ジャンル 少女漫画(学園、恋愛)
漫画
作者 津田雅美
出版社 白泉社
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掲載誌 LaLa
レーベル 花とゆめコミックス
白泉社文庫(文庫版)
発表号 1996年2月号 - 2005年4月号
巻数 全21巻
全10巻(文庫版)
話数 全103話 + 番外編
アニメ
原作 津田雅美
監督 庵野秀明
佐藤裕紀(第16話 - 第26話)
脚本 庵野秀明、今石洋之
佐伯昭志、佐藤竜雄
安藤健
キャラクターデザイン 平松禎史
音楽 鷺巣詩郎
アニメーション制作 GAINAX、J.C.STAFF
製作 テレビ東京、SOFTX、ガンジス
放送局 テレビ東京系(TXN)
放送期間 1998年10月2日 - 1999年3月26日
話数 全26話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画・アニメ
ポータル 漫画・アニメ
『彼氏彼女の事情』(かれしかのじょのじじょう)は、津田雅美による日本の少女漫画、通称:『カレカノ』で、本作品は庵野秀明監督によりアニメ化され、テレビ東京系にて1998年10月から1999年3月まで放映された(全26話)。
概要
“仮面優等生”の事情を持つ主人公2人の恋愛と成長、コンプレックスやトラウマとの対峙、そして周りを固める個性豊かなキャラクター達の人間模様が描かれる作品。
『LaLa』(白泉社)において、1996年2月号から4月号までの短期連載(全3話)として掲載されたのち、1996年7月号から2005年4月号まで連載された。単行本は全21巻。2011年6月号には、作者が当時連載中である『ちょっと江戸まで』の舞台に主人公が登場する読み切り特別編「ちょっとカレカノ〜『彼氏彼女の事情』世が世ならバージョン〜」が掲載された。2011年4月時点で累計発行部数は1100万部を突破している[1]。
略称は「カレカノ(Kare Kano)」で、英語やドイツ語などの翻訳出版ではこちらがメインタイトルとして使われている。「彼2」と書かれることもあり、これは「彼氏×彼女」と「自乗(事情)」の二つの意味が掛けられた表現となっている。作品の舞台は神奈川県川崎市で、劇中には実在の地名も登場する。
1998年10月にガイナックス制作、庵野秀明監督によりテレビアニメ化され、翌年以降に連動してDVD、サントラCDなどがリリースされている。
雪野およびその友人達は、自分達を指す言葉として『カレカノメイト』というややメタフィクション的な名称を使用することがある。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年4月)(使い方)
県内随一の進学校である県立北栄高校1年A組のクラス委員、宮沢雪野は幼少時代から自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗な優等生。しかし彼女の本性は虚栄心の塊で、他人からの賞賛や注目を浴びたいがために日々たゆまぬ努力を行い品行方正な人物を演じていたのだった。ところが同じ1年A組クラス委員の有馬総一郎は、雪野の念願だった新入生総代をさらったうえに美形で運動神経に優れて性格も人当たりもよい、本物の優等生だった。自分以上の注目を集める総一郎に(うわべでは優しく接しつつも)激しい対抗心を燃やす雪野は、猛勉強でテスト学年1位を奪取し、総一郎からの告白もあっさり断るが、ある日わずかな油断から自分の本性を総一郎に知られてしまう。
総一郎は雪野の弱みを利用し、自分が抱える委員会関連の仕事を雪野に手伝わせるようになる。他人に本性をバラされることを恐れて泣く泣く毎日下僕のようにこき使われる雪野は、総一郎にも裏の顔があることを知る。結果的に2人でいたり話したりする時間が増え、総一郎への妙な意識も芽生える雪野だったが、クラスメイトから「有馬と交際しているの?」と勘違いされ熟考。「有馬は私の本性を見て幻滅し、態度を豹変させた」と考えた雪野はついに総一郎に対しブチ切れるが、総一郎の本意は別にあった。一方で総一郎は、雪野の前では自分の知らなかった自分が無意識に出てくることに気づく。雪野が気持ちをぶつけたことでわだかまりも消え、2人は友人の関係となる。
友人の関係になったはずが、やがて総一郎は雪野を拒絶するようになる。雪野はどうすべきか分からず一人空回りを続けるが、見かねた総一郎が折れて和解。拒絶の理由は「雪野が総一郎の仮面を次々と剥がし、総一郎の抱える心の闇を照らしてくることに対する恐れ」であった。雪野は総一郎を励まし、これからはお互い優等生の仮面を捨てて「自分に正直に生きよう」と目標を立てる。親友の関係となった2人は恋心を増し、総一郎は改めて雪野に告白する。
以降、高校生活のストーリー(原作最終回は高校卒業から16年後)を時系列順で描いていくが、途中に組み込まれている2話分(『番外編』および『ACT0』)のみ異なり、ACT1より少し過去の場面が描かれている。
登場人物
主人公
ゆきの / 宮沢 雪野(みやざわ ゆきの)
声 - 榎本温子
本作の主人公。愛称は「ゆきのん」。幼少時より人から賞賛されることに快感をおぼえ、他人に良く見られたい・チヤホヤされたい一心で日々努力を重ねて文武両道・容姿端麗・品行方正な自分を作り上げ、上品な優等生を演じる計算高い「見栄王」。家の中と外における外面のギャップは激しく、家族からは変態扱いされている。
総一郎に本性を知られたキッカケで本当の自分を認められるようになり、「優等生の仮面」をあっさり捨て去った。ただしその後も規律正しい生活と勉学を続けており、金融ビジネス誌が愛読書であるなど、根本はしっかり者・したたか者(母の都香からは「スキなし女」と評される)。
「見栄王」時代は友達作りに興味も無かったが、優等生のフリをやめてからは次々と親友が増えていく。また他者からの人物評価も「ヨゴレ級長(クラスメイト)」「歯ごたえのある生徒(学年主任)」などと一癖あるものに一変していく。
突き抜けた思考回路や極めて負けず嫌いな点も地の様子で、自分が納得できない言動や仕打ちに対しては屈することがなく、怒ると戦闘本能が全開しどんな相手にも怯まない。
中盤以降は総一郎の抱える深い闇から、彼の心を解放しようと苦心する。次々に直面する困難を、持ち前である努力家の一面と溢れるバイタリティで総一郎たちと共に乗り越え、大きく成長していく。在学中に総一郎との子を身籠もり結婚を決意した後は将来をはっきり見据え、学資や義父の総合病院を将来の自分に投資して欲しいと大胆な発言もしてのけている。
最終回では、高校卒業後に一旦主婦となり娘(咲良)と双子の息子(蘇芳、藍)の2男1女を出産後、医大に進学、卒業後に義父の総合病院で形成外科医として働く姿が描かれている。
ありま / 有馬 総一郎(ありま そういちろう)
声 - 鈴木千尋 / 幼少時 - 小山裕香
本作のもう一人の主人公。愛称は「ありま」。眉目秀麗、全国模試で1位、剣道部でインターハイ個人優勝と、能力的にはまさに文武両道の完璧人間。身長は高校入学時で169cm、その後に成長期を迎え、物語中に大きく伸びる。
代々医者の名家である有馬家にあって規格外だった実父ゆえに総一郎も一族中から白眼視されるが、その血筋への反発のため、また自分を愛し育ててくれた養父母(伯父夫婦)のために完璧な人間にならなくてはいけないと努力し、家庭内でも外でも優等生として振舞っていた。しかし内面には深い闇を抱え、幼児期に受けた虐待による心的外傷と養父母からの愛情との狭間で悩み苦しむ。そのため、過去の記憶と本当の感情を封印しようとし、他者と表面上の付き合いに終始する日々を重ね、心に孤独を抱えていた。
初恋相手となった雪野との出会いにより変わっていくかに見えたが、封印した記憶と感情が現れることへの恐怖、実母との再会、雪野に見放されることへの恐怖、雪野にも本心を曝け出さなくなっている現実などが加わり、その内なる苦悩はより複雑で深刻なものとなっていく。
雪野らの支えを受けて闇から解放された後は、雪野に対して心の全てを曝け出せるようになり、養父母や友人たちとの垣根も無くなっていく。その後、実父母との対峙により過去を清算し、雪野との結婚を決意。
高校卒業後は進学せず、自分を「本官」と呼びたいがために警察官になる。実は『相棒』や『太陽にほえろ!』などの刑事物を全てビデオ録画するほどの刑事マニア。上司からその頭脳明晰ぶりを活かすため、出世を目指すように勧められるが、現場が好きなため、昇進試験を受けずに今を楽しんでいたが、最終回で昇進してみようという意思があることを雪野に伝えた。娘(咲良)と双子の息子(蘇芳、藍)の2男1女の父親となっている。普段は温厚で真面目な人柄。加えて根っからの優等生気質となにかと養父で伯父の総司に似ているが、容貌は実父の怜司似。
友人
浅葉 秀明(あさば ひであき、雅号:あさば しゅうめい)
声 - 私市淳
主人公の同級生で1年時はF組。愛称は「あさぴん」「あさぴょん」など多数だが、基本的には「あさば」。
総一郎とは別の方向の美形で、異性に人気があり、北栄高校女子にはアイドル的存在だった。また後に彼の目には女性が実像の5倍は美しく映っている(雪野だけはそのまま)ことが分かる。本人曰く「女の子(人)はみな美しい」。
実父と全く相容れず、北栄高校には家を出るためだけに猛勉強の末に入学したという背景を持つ。入学後の成績は芳しくないが、美術科目だけは優秀。
当初はハーレム(浅葉メリーランド計画)の野望達成に総一郎を利用しようと接近し、邪魔な雪野と数々の抗争を演ずるが、後にふたりの最大の理解者となる。
総一郎の仮面を早くから見抜いていたり、彼が精神的に不安定な時には絶妙なタイミングで声を掛けるなど洞察力に優れており、友達思いでもある。ただ言動がやや変態っぽいのが難点で、辟易されることもしばしば。
将来の夢はホストや芸能人・モデルだったが、結局美大に進学し日本画家となった。地味な生活を送る一方、毎年長者番付に載るほどの売れっ子である。
職を得た後の住居は雪野・総一郎とその子供たちの隣の部屋で、多忙な二人を代理パパとして家政面からサポートしつつ、彼が長年待ち続けた「愛情のすべてを捧げるたったひとりの女性」を戸惑いながらも守り続けている。咲良に告白されるが代理パパとして理性を保った。だが彼自身、咲良こそ長年待ち続けた女性だと感じた。
芝姫 つばさ(しばひめ つばさ)
声 - 新谷真弓
主人公の同級生で1年時はD組。
総一郎とは中学校も同じで、何度も告白しようとしては失敗している(完全に妹扱いされていたことがその一因)。成績は平凡で帰宅部。
非常に小柄で、同年代の平均的な身長の女子の肩ぐらいまでの身長しかない。そのため、実年齢よりも大分下に見られることがほとんど。
これといった取り柄は無いが、総一郎と同じ高校に入学するために毎日13時間も勉強したなど、努力家な一面もある。
妖精じみた美少女だが、ぶっきら棒で人見知りが激しい。作中では雪野がケモノと評するほど野性的な行動をたびたびしていた。事故で高校入学早々入院し、退院後に総一郎の彼女となっていた雪野に何かと突っかかるが、雪野が本気で相手をしてからは打ち解け、なつくようになる。
美少女なので作中では老若男女問わずモテると書かれているが、実際は同性からかわいがられる的な意味でモテてる場合がほとんどで、幼く見えすぎる為か同年代の男子からは異性として意識される描写はほとんどない(総一郎からは妹のように思われていた)。
実母はつばさの出産時に死亡。以降、父一人娘一人で暮らしてきたため、父の再婚話に反対してプチ家出までするが、最終的には再婚相手の息子(一馬)と意気投合し、再婚を受け入れる。
前述の通り人見知りが激しい性格で、友人達でさえまともなコミュニケーションが取れないことも珍しくないが、家族(特に一馬)といる時は普通である。
一馬の部屋に忍び込む癖があるようで、一馬が寝ている間に一馬のベッドに入って一緒に寝ている事は珍しくなく、一馬が家を出た後も時々部屋に入っている描写が見られた。
男性や恋愛に対する不信が心の根底にあり、自分へ恋情を寄せるようになった一馬ともうまくいかなくなるが、葛藤を経て相思相愛となる。一馬の気持ちを受け入れた後、カレカノメイトが目を見張るほどの色気を醸し出すなど女性としても成長したことが窺える。そして婚約し、卒業直前に結婚し専業主婦になる。十数年の時を経ても外見が変わらない。
芝姫 一馬(しばひめ かずま)
声 - 石田彰
芝姫つばさの義弟で他校の同学年。母親が再婚する前の旧姓は池田。人気インディーズバンド「陰・陽(イン・ヤン)」のヴォーカリストで最年少メンバー。
母とつばさの父との再婚にあたって設けた会食の席に、金髪で、見るからにパンク・ロック野郎という出で立ちで現れてつばさを怯えさせたうえ、年下の中学1年生と間違えて憤慨させるという最悪の出会いをする。しかし後に、お互いの家庭境遇に共感し、仲のよい姉弟となる。
高校2年になるとつばさを女性として意識し始め、お互いを傷つけるなど葛藤の末にやがてつばさの心を得る。その後の2人はカレカノメイトにほぼバカップルとして認識されていた。総一郎や井沢真秀のように複雑な内面を持つタイプにも初見から受け入れられている。
メジャーデビューが決まった「陰・陽」の活動に専念するため、高校を中途退学する。その後、数年を経て、バンドは世界的人気を集めていくことになる。
他人の心の内面に対する感受性が異様に高く、総一郎が心の闇を抱えている時と、それから開放された後、通りがかりの状態からでも見抜くことが出来た。つばさに負けず劣らず、外見が変わらない。
他キャラの恋愛話が基本1話で終わっているのに対し、つばさと一馬の話はコミックス2巻に渡るほどの長期ものになっている。
井沢 真秀(いさわ まほ)
声 - 野田順子
主人公の同級生で、1年生時のクラスメイト。実家は老舗の和菓子屋。愛称「まほさん」「まほりん」。
プライドが高く、中学では常にトップの優等生だった。だが高校では勉強運動両面でどうしても雪野に敵わず嫉妬心と敵愾心を抱く。その執着心ゆえに雪野が優等生を演じていることを見抜き、許せない思いから一時クラスの女子を煽動しシカトなど嫌がらせを繰り広げるが破綻。後に雪野たちと和解し、親友となる。
かなりの美貌を持ち、クールビューティーとしてカレカノメイトの「お姉さま」的存在。アニメ版のみ右眼に泣きボクロがある。
雪野と親友になった後もカレカノメイトとは距離を置いて接している部分があるなど打ちとけにくい性格ではあるが、一馬の歌を聞いてすぐにファンになるなど熱中しやすい所がある。
12歳年上の彼氏(貴志優介)とは中学時代に出会い、将来の目標を告白している。高校卒業後は女子医大に進学し、貴志と結婚(結婚に関するシーンはないが、最終回にて苗字が『貴志』になっている)。最終回では念願の脳外科医として雪野と同じ有馬家の総合病院に勤務している。
十波 健史(となみ たけふみ)
声 - 佐々木望
主人公の同級生で1年時はB組。
佐倉椿とは同じ小中学校で、当時はデブでいじめられっ子の「タケフミ」だった。中学1年時に沖縄県へ転校、高校1年の夏休み明けに北栄高校へ転入。自分を過
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