影響を受けやすい企業をざっくり分けるとこんな感じです。
① 直撃:石化・エチレン系メーカー
ナフサを原料にしているので、一番影響が大きい層。
- 三菱ケミカル
- 住友化学
- 三井化学
- 旭化成
- ENEOS
- 出光興産
- レゾナック
このあたりは、
- エチレン減産
- クラッカー稼働率低下
- 逆ざや(原料高>製品価格)
- 定修前倒し
みたいな影響が出やすいです。
② 樹脂・塩ビ・住宅資材
石化原料をそのまま建材にしている会社群。
- 信越化学工業
- 積水化学工業
- クボタ
- フクビ化学工業
塩ビ管、断熱材、樹脂サッシなどで供給制限が出やすいと言われています。
住宅着工やリフォーム遅延にも波及しやすい。
③ 自動車・タイヤ・部材
実はかなり広範囲で効きます。
- トヨタ自動車
- 日産自動車
- 本田技研工業
- ブリヂストン
- 住友ゴム工業
理由は、
- 樹脂部品
- 合成ゴム
- 接着剤
- 塗料
- 内装材
全部ナフサ由来だからです。
自動車は「1つの部材不足でライン停止」が起きやすいので注意。
④ 半導体・電子材料
意外と見落とされがち。
- 東京応化工業
- JSR
- 信越化学工業
- レゾナック
フォトレジストや溶剤系で石化原料依存が強いので、地味にサプライチェーンリスクがあります。
⑤ 逆に恩恵を受けやすい企業
不足=価格上昇なので、必ずしも全社悪いわけではないです。
代替原料系
- INPEX
- 大阪ガス
LPG・エタン・天然ガス系へのシフト期待。
非ナフサ系素材
- 東レ
- 帝人
高機能素材・代替素材テーマ。
株式市場的に見ると
マーケットはだいたい、
- 「原料高で利益圧迫」
- 「減産」
- 「供給制限」
- 「価格転嫁できる会社だけ勝つ」
という見方をします。
なので注目ポイントは、
- 在庫を多く持つ会社
- 海外調達ルートがある会社
- 価格転嫁力が強い会社
- 高付加価値素材比率が高い会社
です。
特に総合化学は「売上は大きいけど利益が急悪化しやすい」ので、株価ボラが大きくなりやすい局面です。
ナフサ不足が影響しそうな企業イラストを描いてください

0 件のコメント:
コメントを投稿