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2026年5月17日日曜日

ナフサ不足で影響が大きそうなのは、まず「石油化学の川上」、次にそこから材料を買っている「川下製造業」です。特に日本は中東依存度が高いので、ホルムズ海峡リスクが直撃しやすい構造です

 




影響を受けやすい企業をざっくり分けるとこんな感じです。


① 直撃:石化・エチレン系メーカー

ナフサを原料にしているので、一番影響が大きい層。

  • 三菱ケミカル
  • 住友化学
  • 三井化学
  • 旭化成
  • ENEOS
  • 出光興産
  • レゾナック

このあたりは、

  • エチレン減産
  • クラッカー稼働率低下
  • 逆ざや(原料高>製品価格)
  • 定修前倒し

みたいな影響が出やすいです。


② 樹脂・塩ビ・住宅資材

石化原料をそのまま建材にしている会社群。

  • 信越化学工業
  • 積水化学工業
  • クボタ
  • フクビ化学工業

塩ビ管、断熱材、樹脂サッシなどで供給制限が出やすいと言われています。

住宅着工やリフォーム遅延にも波及しやすい。


③ 自動車・タイヤ・部材

実はかなり広範囲で効きます。

  • トヨタ自動車
  • 日産自動車
  • 本田技研工業
  • ブリヂストン
  • 住友ゴム工業

理由は、

  • 樹脂部品
  • 合成ゴム
  • 接着剤
  • 塗料
  • 内装材

全部ナフサ由来だからです。

自動車は「1つの部材不足でライン停止」が起きやすいので注意。


④ 半導体・電子材料

意外と見落とされがち。

  • 東京応化工業
  • JSR
  • 信越化学工業
  • レゾナック

フォトレジストや溶剤系で石化原料依存が強いので、地味にサプライチェーンリスクがあります。


⑤ 逆に恩恵を受けやすい企業

不足=価格上昇なので、必ずしも全社悪いわけではないです。

代替原料系

  • INPEX
  • 大阪ガス

LPG・エタン・天然ガス系へのシフト期待。

非ナフサ系素材

  • 東レ
  • 帝人

高機能素材・代替素材テーマ。


株式市場的に見ると

マーケットはだいたい、

  1. 「原料高で利益圧迫」
  2. 「減産」
  3. 「供給制限」
  4. 「価格転嫁できる会社だけ勝つ」

という見方をします。

なので注目ポイントは、

  • 在庫を多く持つ会社
  • 海外調達ルートがある会社
  • 価格転嫁力が強い会社
  • 高付加価値素材比率が高い会社

です。

特に総合化学は「売上は大きいけど利益が急悪化しやすい」ので、株価ボラが大きくなりやすい局面です。

ナフサ不足が影響しそうな企業イラストを描いてください

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