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2025年5月30日金曜日

株の自動売買ロボットをつくる方法

 株の自動売買ロボットをつくる方法


株の自動売買ロボット(トレーディングボット)を作るには、次のようなステップを踏むのが一般的です。以下では、初心者から中・上級者レベルまで対応できるように順序立てて解説します。


✅ ステップ1:基本を理解する

まず必要なのは、以下の基礎知識です。

■ 必須知識

  • プログラミング言語:Pythonが最も人気(シンプルかつ多くのライブラリがあるため)

  • 金融知識:株式市場の基本(ローソク足、移動平均、出来高、RSIなどのテクニカル指標)

  • APIとは何か:証券会社のAPIを通じて売買注文を出す


✅ ステップ2:証券会社のAPIを選ぶ

日本では以下のような証券会社がAPIを提供しています。

■ 国内の証券API例

証券会社API名備考
SBI証券Open API(限定公開)申請制、ハードル高め
楽天証券MarketSpeed II APIテスト利用OK、売買可能
松井証券株アプリAPI個人利用向けに整備されている
auカブコム証券kabuステーション API比較的使いやすい

✅ ステップ3:開発環境の準備

■ 必要なツール

  • Python(3.x)

  • ライブラリ:pandas, numpy, matplotlib, TA-Lib, requests

  • IDE:VSCode や Jupyter Notebook がおすすめ


✅ ステップ4:基本ロジックを構築する

■ 例:単純な移動平均クロス戦略

python
def signal_generator(data): data['SMA_5'] = data['Close'].rolling(window=5).mean() data['SMA_20'] = data['Close'].rolling(window=20).mean() if data['SMA_5'].iloc[-1] > data['SMA_20'].iloc[-1] and data['SMA_5'].iloc[-2] <= data['SMA_20'].iloc[-2]: return "BUY" elif data['SMA_5'].iloc[-1] < data['SMA_20'].iloc[-1] and data['SMA_5'].iloc[-2] >= data['SMA_20'].iloc[-2]: return "SELL" else: return "HOLD"

✅ ステップ5:APIと接続して売買

証券会社のAPIに接続して、以下のように注文を出します(APIごとに仕様が異なるため、公式ドキュメントを参照してください)。

python
import requests def place_order(api_key, symbol, side, quantity): url = "https://api.example.com/v1/order" headers = {"Authorization": f"Bearer {api_key}"} payload = { "symbol": symbol, "side": side, "quantity": quantity, "type": "market" } response = requests.post(url, headers=headers, json=payload) return response.json()

✅ ステップ6:自動化(スケジューリング)

  • Pythonスクリプトを定期実行

    • Windowsならタスクスケジューラ

    • Mac/Linuxならcron

  • あるいは24時間稼働のVPSを使う:ConoHa、さくらVPS、AWS、Google Cloudなど


✅ ステップ7:バックテスト(過去データで検証)

ライブラリ例:

  • backtrader

  • bt

  • zipline


✅ ステップ8:リスク管理・本番稼働

  • 損切りラインの設定

  • 過剰取引を防ぐ

  • ログ保存やエラーハンドリング


✍️ まとめ

株の自動売買ロボット開発は次の3要素がカギです:

  1. 技術(Python・API)

  2. 戦略(売買ロジック)

  3. 実行力(自動化・監視・リスク管理)

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