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2024年5月4日土曜日

ジブリ映画『猫の恩返し』の名シーン!

 


ジブリ 猫の恩返し

Sources

  1. スタジオジブリ - 猫の恩返し: https://www.ghibli.jp/works/baron/
  2. 猫の恩返し: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E6%81%A9%E8%BF%94%E3%81%97
  3. 猫の恩返し : 作品情報: https://eiga.com/movie/40559/
  4. 猫の恩返し/ギブリーズ episode2|スタジオジブリ: https://www.waltdisneystudios.jp/studio/ghibli/0376
  5. 猫の恩返し - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ: https://filmarks.com/movies/7942
  6. ジス・イズ・アニメーション 猫の恩返し : スタジオジブリ: 本: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E7%8C%AB%E3%81%AE%E6%81%A9%E8%BF%94%E3%81%97-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA/dp/4091015670

‍⬛ 本作について

『猫の恩返し』は、2002年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画です。監督は森田宏幸、脚本は吉田玲子、原作は柊あおいの漫画「バロン 猫の男爵」となっています。

ハルというごく普通の女子高生が主人公で、ある日偶然出会った猫のバロンと彼の仲間たちによって、猫の国に迷い込んだハルが、様々な困難を乗り越えながら人間界に戻るまでの冒険を描いた物語です。

作品の特徴

  • 美しい映像と音楽
  • 可愛らしい猫のキャラクター
  • 心温まるストーリー
  • 主人公のハルを通して、成長していく姿を描く

この作品は、子供から大人まで幅広い世代に愛される、ジブリ作品の中でも特に人気の高い作品となっています。

その他

  • 2024年5月3日に金曜ロードショーで放送されました。
  • 主題歌はつじあやのの「風になる」です。

️‍♀️ まとめ

『猫の恩返し』は、ジブリファンならずとも楽しめる、心温まる作品です。まだ観たことがない方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


ジブリ映画『猫の恩返し』の名シーン!「カラスの階段」を歩く方法を具体的に考えたら、オドロキの結論に!

柳田理科雄空想科学研究所主任研究員
イラスト/近藤ゆたか

こんにちは、空想科学研究所の柳田理科雄です。
マンガやアニメや特撮番組の世界を、空想科学の視点から楽しく考察しています。
さて、今回の研究レポートは……。

『猫の恩返し』は、高校生の吉岡ハルが、車にはねられそうになっていた猫を助けたお礼に、猫の国に招待されるお話。
と書くと楽しそうだけど、ハルは猫の王子・ルーンの妃候補にされ、猫の姿に変えられてしまうのだから、喜んでいる場合ではない。

ハルは、「猫の事務所」のバロンとムタの助けを借りて、なんとか猫の世界から脱出する。
と思ったら、現実世界への出口は、高い塔の上だった!
風にあおられて落ちるハル!

そこへバロンの仲間のカラスのトトが、大勢の仲間を連れてやってくる。
カラスの群れに受け止めてもらったハルは、カラスたちがその身で作る階段を下りて、学校の屋上に降り立つのだった。

とっても印象的なシーンだけど、筆者は気になって仕方がない。
カラスの階段を下りるのは、ものすごく大変そうだっ!

『猫の恩返し』で描かれたこのエピソードについて、どうすればそんなことができるか、真剣に考えてみたい。
この魅惑のアニメが、ますます奥深いファンタジーになりますぞ。

◆カラスの賢さがすごい

猫の国からの出口は、目もくらむ塔の上。
しかも、半端な高さではなかった。
ここから足を滑らせたハルは、カラスの群れに受け止められるまで、なんと1分16秒も落ち続けたのである。

スカイダイビングで人間が落下する速度は、時速200kmだという。
そんな速度で1分16秒も落ちたとなると、落差は4200m! 3776mの富士山より高い。
しかも、これはハルがカラスに助けられるまでに落ちた距離だから、塔のてっぺんは富士山頂よりもはるか高所にあったわけだ。

この高さから落ちる少女を助けるのは、カラスたちにとっても大変だったことだろう。
カラスは一団となって、噴水のように下から次々とハルにぶつかっていった。
その衝撃でハルは徐々に速度を落としていったが、最初のカラスは、時速200kmで落ちてくるハルに正面から迫ったわけである。
まともに衝突したら、カラスにとってもハルにとっても、ダメージは甚大だ。

ハルが平穏に停止したということは、カラスたちはかすめるように身を当てて、少しずつ減速させたと思われる。
カラスは賢いといわれるが、そうでなくてはできない芸当である。

◆めちゃくちゃコワイ階段だ!

こうして助かったハルの眼下では、カラスたちが螺旋(らせん)階段を作っていた。
ハルはカラスたちの背中を踏んで、ゆっくりと降りていく。
やがて螺旋の階段はほどけてまっすぐになり、学校の校舎の屋上まで伸びていく。

ホッと安心する場面だが、カラスにとってはキビシイ試練のときだったと思われる。
ハルは「上を歩いて痛くないかな」とカラスたちを気遣っていたが、痛いとかそんなレベルの話ではありません。
階段である以上、1歩ごとに1羽のカラスに彼女の全体重がかかるのだ。
ハシブトガラスの体重は平均670g。
ハルの体重を40kgと考えても、自重の60倍ほどもある。
人間が荷物満載の2tトラックを1人で支えるようなものだ!

いや、人間だったら、下には地面があるから、背中や足腰が驚異的に頑健ならなんとかなるかもしれない。
だが、カラスの体を支えるのは、翼に受ける風が生み出す揚力だけ。
揚力が足りなければ、いくら背中と翼が超カラス的に頑強でも、墜落してしまう。

カラスの巡航速度は時速34km。この速度で発生する揚力で、自らの体重670gを支えている。
プラス40kgの揚力を生み出すには、速度を上げるしかない。必要なスピードを計算してみると、なんと時速260km!
つまりこの階段は、空の上を新幹線並みの高速で移動中だったのだ。

しかもカラスたちは、ハルと逆方向を向いていた。
ハルから見れば、自分が降りていく階段は新幹線のスピードで後ろ向きにカッ飛んでいる。
ハルの体には、後方から時速260kmの猛風が吹きつけ続けているわけで、これに負けたら一巻の終わりだ。

こんな世界一オソロシイ階段を、猫とおしゃべりしながら降りていった吉岡ハル。
最初は頼りなさそうな少女だったけど、猫の国での体験で、精神的にめちゃくちゃ成長しましたな!

◆屋上に近づくスピードは?

それでも、筆者には心配なことがある。
どうやって屋上に降り立つか、という問題だ。


繰り返すが、ハルはカラスたちとは逆向きに進んでいた。
それは、たとえるなら「動く歩道を逆向きに歩く」ようなものだ。
仮に時速3kmで流れる動く歩道の上を、ハルが時速5kmで反対向きに歩いたら、彼女は時速2kmで進むことになる。

カラスの階段を歩くのもそれと同じだが、大きく違うのはスピード!
前述のようにカラスは時速260kmで飛んでいるはずで、その上を時速5kmで逆に歩いたのでは、ハルは差し引き255kmで後ろ向きに運ばれてしまう。
目的地の屋上は遠ざかるばかり……!

屋上にたどり着くには、カラスたちに自分と同じ向きに飛んでもらうしかない。
そうすれば、目指す屋上はどんどん近づいて……って、いや待て待て。
どんどん近づきすぎだ。

この場合はカラスの飛行速度+ハルの歩行速度=時速265kmで屋上に接近してしまう。
これで屋上に降り立つのは、疾走中の新幹線からホームに飛び降りるも同然。
いったいどうやって降りればいいだ!?

心配しながらアニメを見ていると、おお、ハルはカラスに後ろに運ばれながらも、ちゃんと前進しているではないか。

ここから導き出される科学的真実はただ一つ。
ハルは時速260kmを超えるスピードで、カラスの背中を走っていたに違いない!

……というのは、いくらなんでも考えづらいかなーとは思うけど、ハルが大きく成長したことを象徴する名シーンであることは、空想科学的にもナットクなのである。

イラスト/近藤ゆたか
イラスト/近藤ゆたか

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空想科学研究所主任研究員

鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。アニメやマンガや昔話などの世界を科学的に検証する「空想科学研究所」の主任研究員。これまでの検証事例は1000を超える。主な著作に『空想科学読本』『ジュニア空想科学読本』『ポケモン空想科学読本』などのシリーズがある。2007年に始めた、全国の学校図書館向け「空想科学 図書館通信」の週1無料配信は、現在も継続中。YouTube「KUSOLAB」でも積極的に情報発信し、また明治大学理工学部の兼任講師も務める。2023年9月から、教育プラットフォーム「スコラボ」において、アニメやゲームを題材に理科の知識と思考を学ぶオンライン授業「空想科学教室」を開催。

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